住む街は、価値観に合致していることが重要
これから引っ越しをする予定のある人で、「住む街」選びに、悩んでいる人も多いと思います。
物件が吉相であることは、重要ですが、「住む街」全体が、自分や家族に合っていることも重要ですよね。街選びは基本は「自分(家族)の価値観に合致していること」ですね。
私も経験があるのですが、駅から自宅へと歩いているだけで、気分が悪くなったり、元気が無くなったりする街がありました。そこは喧噪を離れた静かな住環境で、ファミリーも多く住むような場所でしたが、私にはダメだったのですよね。
一方で、散歩しているだけで、気分が高まって心身共に健康的になる街にも出会いました。そこは、喧騒の中に住まう!といった環境でした。私は、横浜駅近くの都会育ちなので、郊外の閑静な住宅街が、価値観に合っていなかったのです。
住む街は、良し悪しではなくて、合う、合わない、なのですよね。
家選びは、物件だけに着目すれば良いので、簡単に答えがでますが、街選びは、より俯瞰(ふかん)してみないと、難しいものがあります。
最低限やるべきことは、その街を、昼間と、夜に散歩することです。特に、家から散歩で歩けるエリアと、最寄駅から家までの動線のチェックはしたほうが良いです。
合っている街は、歩いているだけで元気になったり、ホッとしたりするものです。また、住環境を選ぶ価値観は、幼少期の環境や体験に根差してることが多いようにも思いますね。