家相は必ず劣化してくる
「吉相の家は永遠に吉相だ……。」
いえ、ぜんぜん違います。それは幻想です。
「家相は、経年とともに劣化していくもの」なのです。
どんなに吉相の家でも築年数を重ねるたびに、ちょっとづつ相が下がっていくのです。
これは当たり前で、建材が経年劣化するからです。断熱材も壁紙も、風呂も水道管も全てが劣化するのです。
とくに断然材が劣化した家は、写真や図面では、綺麗であっても冬は寒くて暖房が効きませんし、夏は暑くてクーラーが効かないうえにカビが浮遊しやすいです。
浮遊しているカビは目には見えませんが、吸い込めば完全に毒であり、これを家相悪化と言わずしてなんというのでしょう。実際に、私の友人が、築ウン十年のボロカス木造戸建てに住み替えたところ、原因不明の咳で苦しんだ、と言っていましたが、原因はカビでしょうね。
私が間取りの風水で
- 戸建ての一軒家で、30年以上
- SRC造のマンションで、35年以上
の物件は、候補から除外するほうが無難と言っているのは、こうした理由からです。
対策方法は、シンプルで、メンテナンスすればよいのです。人と一緒で、歳とれば、家だって老化してボロボロになるのです。メンテ費用は、毎年積み立てて、しっかりリフォームしていくことです。