トイレの風水
トイレの風水について説明します。
トイレは、汚物を扱う場所として、風水学上、最も神経質に語られる場所です。
しかし、トイレも台所と同様に、下水処理システムを含めて、著しい進化発展を遂げていますので、古来風水で扱うトイレの考え方では、時代錯誤的になっているのです。
私の考えるトイレの風水は以下です。
吉相のトイレ まとめ
- トイレの位置(方位)は家の中央にないこと
- トイレに窓があると吉
- トイレがLDKから直接出入りできる構造でないこと
- トイレがキッチンと隣接していないこと
- (戸建ての場合)上階のトイレの直下に居間やキッチンが無いこと
トイレの位置(方位)は家の中央にないこと。
最重要ポイント。家屋の中央部にトイレが存在することは家相を悪化させる要素です。トイレの位置は中央ではなく、壁側に設置して窓があることが吉相のトイレなのです。
「壁側にトイレ」がある間取りの例(◎良い例)
トイレに窓があると吉
トイレに窓があると吉です。換気扇の設置はあるはずですが、窓があるほうが尚吉相です。最近のマンションでは、構造上トイレに窓が無いケースが多いですが、やはり窓がある方が良いのです。
トイレがLDKから直接出入りできる構造でないこと
トイレがLDKから直接的に出入りできる間取りであることは望ましくありません。直接出入りとは…LDKの中にトイレがあるような間取りのことです。マンションやアパートに多くみられる構造ですが、凶相となります。
トイレは、LDKを出て、廊下側に設置されていることです。
トイレがキッチンと隣接していないこと
吉相のキッチンのまとめページでも説明していますが、トイレとキッチンが隣接してはいけません。
- トイレは排泄をする場所
- キッチンは食事を作る場所
この対極の2部屋が隣接してはいけないのです。
(戸建ての場合)上階のトイレの直下に居間やキッチンが無いこと
戸建ての場合に限られますが、上階のトイレの直下に居間やキッチンが無いことです。例えば2階のトイレの直下がキッチンだと、大凶相になるのです。また2階のトイレの直下がリビングであってもいけません。
2階のトイレの直下は、1階のトイレであるのが望ましく、それが無理なら風呂や洗面所や納戸、もしくは玄関が無難といえます。
吉相を保つためのトイレ利用の基本
トイレのフタは必ず閉める
トイレのフタは、利用後に必ず閉めることです。フタを閉めてから流すと良いです。(今時は少なくなりましたが)和式便器よりも洋式便器のほうが吉相になります。フタを閉めないでおくと、便器の臭気や流した時にシブきが飛んでトイレの空間が汚染されますので、注意しましょう。
トイレを掃除するのは当たり前
トイレは、悪い気が溜まりやすいのですから、掃除するのは、当然のこと。トイレの不潔な家は、健康運、金運が悪化しますので掃除を怠らないこと。吉相のトイレであっても掃除を怠ると凶相となります。当然といえば当然ですね。¥
トイレを素手で洗う必要は無し。
なぜか以前から「トイレは素手で掃除するとと良いと聞きましたが、本当ですか?」という質問を頂くことがあります。素手だろうと、クイックルワイパーだろうと、何でも良いのです。素手で掃除すると吉ということは無いです。