駐車場・車庫(ガレージ)の風水。
駐車場・車庫(ガレージ)の風水について説明します。
先に結論をいうと、車の存在は家屋にとっては凶因子(相を下げる要素)であり、風水的には車は扱いが非常に難しいアイテムでもあります。凶因子である以上、車が風水環境に対して良く働くことはありません。
したがいまして、車は家屋から離すことが望ましいですし、基本的には家屋のすぐ近く、もしくは家屋と一体化したピロティ式駐車スペースは、相を下げる要因となるのです。
吉相の駐車場・車庫 まとめ
- 車の存在は基本的に凶因子(相を下げる要因)
- 完全電気自動車なら凶因子とはならず無害
- 駐車場の方位は「北側」が望ましい
- 家屋から離れた場所に駐車場を配置するのが最良
- 戸建て住宅の駐車場一体型は凶相
- 駐車場が家屋に至近である場合にはカーポートを付けない方が無難である
- 駐車場が家屋に至近である場合には、「後向き駐車」ではなく「前向き駐車」が良い
車の存在は基本的に凶因子(相を下げる要因)
車は家の風水においては凶因子となり、相を下げる要因となるものです。車が家の風水にとって良い働きをすることはありません。まず、この事実を理解しましょう。
完全電気自動車なら凶因子とはならず無害
なお、凶因子となるのは「ガソリン車」のみであり、「完全電気自動車」なら凶因子とはならず無害な存在となります。電化製品と同じとなります。ハイブリッド車ではダメで、完全電気自動車です。
ただし、大型の電気自動車を、南方位のリビングの採光や通気を阻害するように駐車するなら、別問題です。採光や通気を阻害するのは車のみならず凶因子です。
駐車場の方位は「北側」が望ましい
駐車場の方位は「北側」が望ましいですが、方位よりも家屋との距離の方が重要ではあります。尚、北側とは正確な北方位30度のことではなく、家屋からみて北側というアバウトなエリアを指します。正確な方位角度を語ることは無意味なことです。
家屋から離れた場所に駐車場を配置するのが最良
車は凶因子である。よって基本的には、家屋からは離れた場所に駐車することが望ましいのです。車をアイドリングした状態で排ガスが家屋に流入するような距離感ではいけません。
戸建て住宅の駐車場一体型は凶相
駐車場と住宅部分が一体となっている「ガレージ付き住宅」がありますが、これは、車と家屋の距離がゼロであり、排ガスの充満を防ぐことが難しい構造です。凶相といえます。なお、完全電気自動車なら排ガスがありませんから無害であり、凶因子になりません。「マンションのピロティ式駐車場」は、消防法の観点から通気が良い設計になっているのでほぼ問題ありません。
駐車場が家屋に至近である場合にはカーポートを付けない方が無難である
一戸建てにおいて、駐車場と家屋の距離が至近である場合には、カーポート(屋根)を設置しないほうが良いです。駐車場と家屋の距離が充分にあるならば、カーポートを設置しても全く問題ありません。
駐車場が家屋に至近である場合には、「後向き駐車」ではなく「前向き駐車」が良い
家屋と駐車場が至近距離であることは望ましいものではありません。しかし仕方なくそうである場合には、家屋に対して「後向き駐車」ではなく「前向き駐車」にしてください。完全電気自動車なら向き不問ですが、南方位のリビングの日照通気を阻害するような駐車であれば別問題となります。
駐車場・車庫(ガレージ)の風水 よくある質問
家屋からみて北側というアバウトなエリアです。正確な北方位30の中に…という考えは、全くのナンセンスです。オカルト風水の考えを捨てましょう。もっと重要なことは、家屋との距離になります。
家屋に対して、前向き駐車で。
それ以外には、長時間アイドリングしないこと。アイドリング中はリビングの窓を閉めておくことです。もしくは完全電気自動車に買い換えるという方法もありますね。完全電気自動車なら凶因子にはならず無害です。
家屋が中心です。家屋に対してどのように設置されているかによります。日本の住宅事情を考えるとマイナスに働くことが多いかとは思いますね。簡単に言えば母屋の日照や通気を阻害しないのであれば問題ないです。