
キッチン(台所)の風水について。
キッチンは、古来より、水と火を同時に使用し、かつ健康運を司る食事を作る場所として、風水上最も厄介な場所でもありました。それゆえに、あらゆる風水上の流派や、諸説を生み出し、風水愛好家に混乱をもたらしたまま、今日に至っている、まさに 風水上の鬼門とも言える場所なのです。
ところが、現在のキッチンは、建築技術、設備の驚異的な進化・発展を遂げたことによって、かつてほど鬼門的扱いをしなくても良くなっているのです。これは現代の家屋を研究すれば解ることです。
つまり、古典的な風水学におけるキッチンの鑑定法は時代遅れであり、無意味ともいえる概念も数多いです。そこで私は現代の風水学としてキッチンの相を再定義しました。それは以下になります。
この2つの部屋は対極の存在ですから、間取り上、キッチンとトイレの隣接があってはいけません。特にトイレと冷蔵庫が、隣接すると大凶相となります。キッチンとトイレは離れた場所に配置されていることが吉相のキッチンの基本です。
台所の方位は、古来より、水と火を同時に使う場所であったからこそ、タブーが多かったのです。南や南東が、凶相とされてきたのは、南や南東は、日照が良く、室温が上がりすぎて、水が腐ってしまったからです。
現在は、断熱材や空調、もちろん冷蔵庫にいたるまで、設備や建築技術が驚異的な進化・発展を遂げましたので、古典的な風水学にならってキッチンの方位を決めなくても良いのです。一応、方位は、東方位が吉。北方位が無難となります。
キッチンは、窓があると吉です。
一戸建て住宅にはキッチンに窓があることが多いですが、マンションのキッチンには窓が無いことも多いです。やはり、換気扇だけでは不十分であり、窓があるキッチンのほうが、より吉相といえます。
キッチンの風水にポイントは以上となります。拍子抜けするほど簡単だったと思います。
何度も繰り返しになりますが、古典的な風水学の見立てでキッチンを語るのはナンセンスなのです。なぜなら、建築技術は飛躍的に向上しているため、大昔の家屋を基準にした風水学には現代のキッチンの環境は当てはまらないからです。
吉相のキッチンを手に入れても、キッチンの清掃や整理整頓を怠るなら、吉相を保つことはできません。これは全ての部屋に共通することですが、特にキッチンは水や油を使うため汚れやすいです。食材や食器なども溢れかえるでしょう。
吉相のキッチンを保つためには、清掃、整理整頓は必須のことです。
キッチンで利用する道具についても説明しておきましょう。
家の風水全体に共通することではありますが、キッチンで利用する道具を良いモノに買い揃えたといっても、ベースとなるキッチンの相が悪ければ、意味がありませんし、道具の力でキッチンの相が改善されるものでもありません。
吉相のキッチンをより良く使うための道具であると、お考えください。
フーチ測定によれば、コットン100%のキッチンマットが吉。化繊はコットンよりも相が劣るようです。色についてはラッキーカラーや方位のカラーなどは無意味ですから、無視してください。空間に合致したカラーとデザインで。
なにより、キッチンマットは不潔なのが一番よくありません。定期的に洗浄して清潔に保つことです。
ゴミ箱は蓋があること。蓋無しのゴミ箱は相を下げるので注意です。ゴミ箱自体を定期的に洗浄すると尚良いです。
食器についてはフーチによる測定で結論あり。
食器は一般的な「陶器・磁器・ガラス製品」が吉です。
メラミンは良くありませんし、アルミニウムや特に錫などの金属イオンが溶け出してしまう食器は大凶であり使うべきではありません。意外なところでは木製も吉相にはならず、凶。ただし、鉄製の調理器具は大吉となります。鉄瓶や鉄のフライパンは良いわけです。
金運とキッチンは関係ありません。キッチンは金運ではなくて健康運を司る場所です。
必要はないですが、お世話が苦通じゃなければ万年青を。
その考え方は、古典的な風水による知見であり、現代風水学においては時代遅れの考え方です。建築技術が飛躍的な向上をした現代のキッチンにおいて方位を過度に心配する必要は全くありません。
ただし、南西にキッチンがあるということは、リビングの南側の面積が圧迫される構造になりやすいです。したがいまして、方位は、東方位が吉。北方位が無難となります。
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