空亡中に引越しはダメですか?
空亡で引越しをするのは良くないのか、を説明しておきましょう。
- 空亡で引越しをすると良くない、と占いの本で読んだ
- 空亡の過ごし方としては、引越しすべきでないですか?
- 空亡が明けてから引越しすべきですか?
- 新しい家に住むのに空亡ではダメですよね?
といった空亡にまつわる質問を頂くことが多いです。
結論をいうと…
空亡に凶意はありません。空亡でも安心して引越しできます。そもそも、空亡と方位作用は関係ありません。
方位は奇門遁甲を使って正しく鑑定をして、安全に引越しが可能です。空亡など忘れて頂いて大丈夫です。
本物の四柱推命の世界にも空亡はあるが…
空亡とは、私の研究している占術、四柱推命の専門用語です。四柱推命は、十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)と、十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)の組み合わせで、占います。
十二支と十干を組み合わせたのが六十干支です。ところが…この組み合わせでいくと、十干は2つ足りず、その足りない部分を四柱推命では「空亡」と言います。四柱推命の世界に、空亡というワードがあるのは事実です。
空亡に紐づいている意味が誤り
私が言いたいのは、空亡に紐づいている凶意が誤りである、ということです。
四柱推命の原書のなかにも空亡というワードは確かにある。しかし、その意味を捻じ曲げたのは、日本に四柱推命が輸入された後に、どこかの占い屋がやったことなのです。
空(カラ)亡(ナクナル)から、怖い、危ない、気味が悪い、縁起が悪いのだ!と、声高に叫んだ愚かな占い師がいたのです。そして、それを信じた客もいたのです。漢字の語感をそのまま「凶意」と置き換えたという発想なのです。
漢字の意味をストレートに解釈するという、縁起をかつぐ日本人らしい発想といえばそうでしょう。辛辣にいえばあまりにも幼稚な発想なのです。
繰り返しますが、空亡というワードは存在するが、その紐づく意味は誤りである、ということです。
空亡と方位作用は無関係
そもそも空亡とは、個人の運勢のなかに垣間見える要素を指しているのであって、方位作用とは何の関係もないです。方位は個人の運勢となんの相関性もないのです。運勢と方位を根本的に理解していないと、このような誤解がすぐ起こります。
方位学も四柱推命も全く理解できていない、どこかのヤカラが勝手に捏造するから、空亡を怖いと勘違いする人が発生してしまうのです。方位は、奇門遁甲をつかって正しく方位鑑定すれば、空亡だろうが、安全に引越しが可能です。
空亡の引越し よくある質問
空亡に紐づく凶意は嘘です。気にしなく大丈夫です。
嘘です。空亡に紐づく凶意は嘘なのです。そもそも個人の運勢にまつわる空亡について、方位作用が影響を及ぼされることはありえないのです。
その占い師が無知であるか、恣意的。それを妄信する人もどうかしています。
調べて何がしたいのですか?無意味なことだと言っていますよ。