仏滅に引越しするのはダメ?
仏滅に引越しをすることはダメなことですか?と、ご相談頂くことがございますので、説明しておきます。
結論をいうと、ダメではありません。方位作用とは何の関係もありません。また、仏滅などの六曜は古い慣習のひとつで、もはや何の意味もない情報ともいえるでしょう。
仏滅のほかに、先勝・友引・先負・大安・赤口の6種の六曜(ろくよう)は、この現代でさえ一般的なカレンダーに印字されています。仏滅は、六曜の世界では「大凶日」とされ、結婚式などの祝い事は避けられることがあります。
カレンダーに印字されていますし、知名度の高い暦注ですから、引越しもダメなのではないかと、不安になる気持ちは解らないでもないです。しかし、断言しますが仏滅が個人の運勢に影響を与えることはありませんし、方位において影響を与えるようなこともありません。
よって、仏滅で引越しをしようとも、仏滅による悪事や凶意が発生することなどないのです。
中国から伝来は嘘
六曜は、中国から伝わったと言われているようですが、私の見解では、嘘です。
中国から伝来したのであれば、四柱推命や奇門遁甲の歴史のなかで登場してもよいはず。しかし、原書を読む私でさえ、この六曜が出てきたことは一度もないからです。
おそらく「六曜」は、日本人がつくったものでしょう。
六曜の起源はともかくとして、六曜にパワーは何もありませんし、ましてや、引越し方位とは何も関係がありませんから、「仏滅」とカレンダーに記載があっても無視して問題ありません。
仏滅を除けて鑑定結果を出してほしい…
引越し方位鑑定をご依頼いただくお客様から「仏滅を除けて鑑定結果を出してほしい…」とお願いされることがあります。
仏滅など恐れる必要はない、と説明しても、やはり仏滅を除けてほしいと念を押されてしまいます。
これは実にもったいない話です。
もし仏滅の日に、吉方位が存在したら使わないのでしょうか?だとするなら、吉方位よりも仏滅を除けるほうが重要だとお考えなのですから、それは仕方ありませんね。
仏滅に物件の賃貸契約をしても問題ないですね?
問題ないです。仏滅に作用は何もありません。そもそも、賃貸契約において吉凶をみる必要はありません。
仏滅のお引越し よくある質問
大丈夫です。仏滅の凶意など存在しません。有名だから正しいのではありません。
もし、仏滅の日に大吉方位が存在したのとしても、除外したほうが良いですか?そうお考えなら、実にもったいないですね。
仏滅に作用はありません。契約時に注意が必要な場合はありますが、仏滅については無視です。