孤独な男のメンヘラ化メカニズム
今も昔も、理解不能な凶悪犯罪を犯す人物は、「孤独な男」であることが多いです。
「孤独な男」がやらかした凶行をニュースで知るたびに、つくづく男はひきこもって孤独になってはダメだな、と感じます。
なぜなら、孤独は…「独善的かつ被害妄想的」な人格をつくり上げると、考えるからです。
でも世の中には、孤独でも頭が変にならない人がいて、その差は何かって考えると、生来の気質…いや、たしかにそうですが…それだと、身もふたもない。
生来の気質以外に、重要な要素は何かというと、答えは単純で、「運動」と考えています。そんなこと?と思われるかもしれませんが、孤独でも、運動や運動的な趣味を日課としている人は、頭が健全な人が多いです。その差は歴然です。
散歩でも畑でも、釣りでもアウトドアでも、なんでもよいです。
なぜ、運動なのかというと、その答えは背骨にあります。運動せずに、部屋に引きこもると頸椎と胸椎という背骨の部分をぜんぜん動かさないで、1日が終わります。すると、頸椎と胸椎が変なズレかたをして自律神経が狂って、脳への血流も減ってしまいます。
交感神経がビンビンになってるのに頭に血流がいかずボンヤリするという地獄の状態になり、前述した人格をつくりあげるわけです。
これが孤独な男のメンヘラ化メカニズムです。
背骨の健康状態は、自律神経、脳への血流、最終的には思考に至るまで…直接的で強い影響を与えます。
孤独な男はメンヘラ化しやすくても運動さえ日課にしておけば、背骨が動いて、メンタルは安定して、まともな思考ができるようになるはず。
それで、これは結局本人がやるしかありませんから、運動の趣味習慣がないなら強制的に運動する「環境」がないといけません。
そう、一番ダメなのは、運動の趣味習慣がない男に、ひきこもれる部屋を与えることなのです。