上手い話し方の原則
「私は話下手で、いつも損をしている、話がうまくなりたい…」
のような、悩みをきくことがあります。
まず、話が上手いってどんな人なんでしょう?
こう尋ねると…「え?っとそれは…スラスラしゃべれる人ですか…ね…」みたいな返答があって、
そんじゃぁ、ペラペラぺラペラッペラペラペラペラペラぺラペラッペラ…しゃべる人が「話上手」ってわけだ?
って切り返すと、
「いえ。そういうわけじゃ…ない…で…す…ね」ときます。
わかりますでしょうか?
話下手で悩んでいる人は、まず話が上手い人がどんな人か解ってません。どんな人になりたいのか、解らないのにその能力を引き寄せられるわけありません。
私の回答はこうです。話上手な人とは、「相手が求めることを的確に返答できる人」になります。
ペラペラぺラペラッペラしゃべることじゃありません。自分が求めてないことをペラペラぺラペラッペラしゃべられても気が狂いそうです。
解りますよね?
また、的確というのもポイントで、話に、よけいな修飾語はいらないのです。私たちは、お笑い芸人ではないのです。
二言三言でも相手が求めている答えを的確に返せたら、かなりの話上手です。話量とか、抑揚とか要りません。
ボソボソしゃべったって良いのです。相手が求めている答えなら「え?!」っていって向こうが身を乗り出すでしょ?
相手に身を乗り出させるくらいが目指すべき話者というわけです。
ps
私は趣味でプログラマーやってます。趣味なので仕事じゃありません。
ダラダラ長いプログラム組むのは3流のプログラマーです。同じ結果を短いプログラムで組めるのが1流になります。話上手もこれと同じことですね。