家建ててすぐ離婚の末路は…

家建ててすぐ離婚

ピカピカの新築同様の中古戸建てが売りに出されていることがありますがこれは「家建ててすぐ離婚した」から売却中というケースが多いですね。

 

私は、サラリーマン時代に、競売物件を売買する仕事をしていたのですがこうした物件をよくみました。現地調査にいくと、まだ中にファミリーがいてワイワイやっているのを拝見したとき、お母さんらしき住人と目があって、そそくさと家の中に入っていく姿がなんともいえない悲しい気持ちになったもんです。

 

残念なことに、任意売却で売れたとしても債務がだいぶ残ってしまうでしょう。そうなるとキツイですね。破産が現実味をおびてくる状況です。このように、金に窮して破産…という人生は、自分が想像していないところから、急にやってくるものです。

 

競売の仕事をしていたとき、つくづく思いましたよ。毎月毎月、競売物件の情報誌に膨大な量の物件が載りますから。養育費でなんとかする…なんて甘い考えはよしましょう。向こうに新しい彼女でもできようものなら、不払い…よく聞く話です。

 

家の購入は、多重のリスクを負う決断だとキモに銘じましょう。

 

凶日を除け吉日に契約することはもちろん、無理なローンではないか…そもそもこんな家が必要なのか…熟慮の上、購入することをお勧めしますよ。

 

ps
ちなみに、任意売却物件を買う立場なら、お得なうえ、内覧も可能ですから、お勧めです。売主が離婚していようが、中で縊死してようが家相には無関係ですから。